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文字・活字

2015年5月23日 (土)

古いアルファベット活字

最近はgoogle booksで古い文献を無償で読むことができるようになったので

非常にありがたいことである。

古い英語の文献(特に1800年代くらい)を読んでいると

時々あれ?と思うような文字に出会うことがある。

たとえば、ミルトンの「失楽園」の表紙の「Paradise lost」の

文字の「s」は「f」の横棒が右側に突き抜けて

いないような文字である。

82pxmilton_paradise_3

これは「長いs」といわれる文字であるようで、その起源は

古代ローマの筆記体にあるようだ(Wikipediaによる)が、

18世紀から19世紀前半にかけて次第に使われなくなったそうだ。

もう一つは「c」である。「ƈ」のように右肩に小さな変な記号が付いている。

フック付きcと呼ばれているようだが、文章中では普通の「c」も使われており、

おもに「ƈt」のように小文字の「t」に続くときに使われている。

ニコラ・ジャンソンというローマン体(文字書体)の創始者の活字

0551t01


の中に見られるのだが、そのはっきりした起源がよくわからない。

もう少し調べてみたいものである。